2021-03-22 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
今も申し上げたとおり、現実問題いろいろ対策したくても、現場には人手も少ないですし、当然高齢化もしているというような課題があるわけで、一方で技術開発も進んでいて、さっきのトドやカワウの話もそうです、ドローンで何かというやつ、何かというか、やつもそうですけど、まさに目撃情報をスマートフォンでピッとやると、どこで目撃したか、わなの設置場所がどこか、捕獲や追い払いはどうなっているか、動物の行動の傾向など、こういうことを
今も申し上げたとおり、現実問題いろいろ対策したくても、現場には人手も少ないですし、当然高齢化もしているというような課題があるわけで、一方で技術開発も進んでいて、さっきのトドやカワウの話もそうです、ドローンで何かというやつ、何かというか、やつもそうですけど、まさに目撃情報をスマートフォンでピッとやると、どこで目撃したか、わなの設置場所がどこか、捕獲や追い払いはどうなっているか、動物の行動の傾向など、こういうことを
それと、次にトドの被害について、以前も委員会で取り上げさせていただいたんですけれども、ちょっと現在の状況がどうなっているか教えていただきたいというのと、あわせて、内水面漁業のカワウの被害について、これ平成二十六年に内水面漁業の振興に関する基本方針では、被害を与える個体数を平成三十五年までに半減する目標となっています。進捗状況について教えてください。
まず、トドに関してでございます。 このトドが来遊する沿岸域につきましては、定置網や刺し網に掛かった漁獲物の捕食や漁網の破損による被害が漁業経営に大きな影響を及ぼしている実態がございます。 トドは野生の海産哺乳類でございますので、これをゼロにすることはなかなか難しいところでございます。
もう一方では、北海道の各海域等において、海獣被害、トド、アザラシ、オットセイ、非常にこれが減らない。私も、衆議院に初当選して一番最初のころの質問でもこれを取り上げて、政府にいたときにもこのことについての施策を推進してきた一人でもございますが、改めて、こうした海獣被害についても、今後、国による強力な支援も求めておきたいと思います。
ちょっと青森県の方に聞いたら、トドの被害は十年ぐらい前はあったと、青森でもあったと、まあ長官の方がお詳しいと思うのですが。その県の担当の人は、ある意味、北海道で食い止めてくれることによって、今は青森では被害がないのではないかというようなこともありました。それが事実だとすると、まさに北海道の皆さんのその被害に遭われていることにみんなで思いを持たなければならない。
○政府参考人(長谷成人君) 水産庁は、漁業被害の軽減とトドの絶滅回避の両立を図ることを目的といたしましてトド管理基本方針を平成二十六年に策定して、年間の採捕数を倍増して取組を進めてまいりました。
昨年の三月、トドについて質問させていただきました。一年たって、また今年も被害を及ぼしているということについてちょっと関連して、そのトドに関連することについてお伺いをします。 新聞報道でもありましたけれども、刺し網の被害が深刻で、まさにトドがカレイ食べ放題という、水揚げが例年の二十分の一で、二十キロという漁師さんの声もありました。
つまり、トド松もジュウニマツもみんな六つ子ですから二歳以下なんですよ、で、八枚、プラス六人分ですから十四枚分来ると。こういう家庭は少ないでしょうけど、いろんなメリットが出てくるのではないかな。
イカの不漁で苦しむ漁師、クロマグロの漁獲規制を一方的に押し付けられて生活に困窮する漁師、サメが増え過ぎてスケソウダラが捕れないと嘆く漁師、トド被害に苦しむ漁師、東日本大震災から復興する姿、原発事故から必死に立ち直ろうという姿が目に入りませんか。同時に、漁業には地域経済を支える役割があります。岩手県の水産加工業者は、魚の不漁で原材料が手に入らず、苦悩しています。
○田名部匡代君 トドも学習をするようでありまして、たくさん魚が捕れるような網をちゃんと狙って何でも食べちゃうというような状況で、是非、なかなか急にハンターを増やすなんていうことは無理でしょうから、十分な支援、対応をしていただきたいと、そのように申し上げたいと思います。
○政府参考人(長谷成人君) ハンター不足というのは、陸上のエゾシカだとかでも言われているところですけれども、トドの場合は船乗って撃つみたいなことですから、余計人材的には確保は難しいという状況がございますけれども、水産庁の有害生物漁業被害防止総合対策事業という中で、漁業者への支援の一環として、漁協が行うトド駆除や追い払いに必要な用船料、そしてハンターの日当などの支援を行っているところでございます。
○政府参考人(長谷成人君) まず被害状況等について御説明したいと思いますけれども、トドによる漁業被害につきましては、トドが網に掛かった魚を食べようとする際に漁網などが破損する被害である、これ直接被害と呼んでおります、それと、食害等の漁獲物に対する被害である間接被害と、こういうふうに分けておるんですが、北海道の調査によりますと、平成二十八年度においては直接被害が四億円、間接被害が十二億円、計十六億円という
お手元に配付いたしておりますとおり、今会期中、本委員会に参考送付されました地方自治法第九十九条の規定に基づく意見書は、エゾシカ・アライグマ・トド・アザラシの被害防止対策の強化に関する要望意見書外十二件であります。念のため御報告申し上げます。 ————◇—————
特に日本海で、トド、アザラシ等がいわゆる網を食いちぎる、あるいは網を食いちぎるどころか捕れたものを食べてしまうということで、漁師さんの精神衛生まで破壊するような大変な被害が及んでまいりました。私のみならず、自民、公明、共産、各会派の委員が質問をさせていただきましたけれども、最近の日本海における海獣の被害状況と対策について確認をさせていただきたいと思います。
私どもといたしましても、環境省に対しまして、これまでトド被害対策で蓄積した関連情報、ノウハウ、こういったものの提供、あるいは専門家の派遣等により協力してきたところでございますが、引き続き連携しながら海獣被害対策にしっかり取り組んでいきたいと、このように考えているところでございます。
まず、トドでございますが、主に北海道日本海側におきまして、先生今御指摘ございました漁具の破損あるいは漁獲物の食害等の漁業被害を及ぼしておるわけでございますが、北海道庁によりますと、この直近三か年でございますが、二十四年度で十六億円、二十五年度で二十億円、二十六年度で十八億円の漁業被害が報告されておりまして、平成二十六年度は被害額が若干減少はしておりますが、まだまだ油断できないというふうに考えておるところでございます
まず、トドの被害でございますが、主に北海道の日本海側におきまして、漁具の破損や漁獲物の食害等の漁業被害を及ぼしており、北海道庁によりますれば、直近三カ年でございますが、平成二十三年度で十五億円、平成二十四年度で約十六億円、平成二十五年度で約二十億円の漁業被害が報告されておるところでございまして、二十六年度の被害額については現在取りまとめ中というふうに聞いているところでございます。
今先生の方から御指摘がございましたように、トドの漁業被害対策につきましては、先ほど申し上げた従来の対策に加えまして、より効果的、効率的な対策の実施を目的といたしまして、長距離音響発生装置を使用した追い払い、あるいは網囲いや箱わなによる捕獲等について実証を行うこととしており、今度の平成二十八年度予算要求において拡充要求しているところでございます。
関連はしますが、法案の本題に入る前に、北海道の日本海側で増加しているトドの漁業被害について一言伺いたいと思っています。 トドは、環境省版レッドリストにおいて絶滅危惧種2類に分類されてきました。しかし、個体数が増加傾向にありまして、二〇一二年の見直しで準絶滅危惧種にランクを下げました。
○前田分科員 地域にいるラッコとかトドとかオットセイ、数百頭という規模ではなくて、もう何万頭、何十万頭といますので、もっともっと抜本的な対策というものを講じていただきたいというふうに思うのであります。 地方創生の名のもとに、地域が今最後の希望をかけているということを先ほど申し上げました。
特に今、トドやオットセイ、こういった海獣被害は漁師の方々が頭を抱えるようなことになっております。政府としましても、強化網の対策事業などもしておりますけれども、なかなか、効果は残念ながら限定的であるというふうに私は思います。
○本川政府参考人 トドとオットセイの被害額でございますけれども、平成二十五年度、トドで約二十億円、それから、オットセイで約三億円の被害が報告をされております。 トドにつきましては、これまでいろいろな実態把握でありますとか駆除活動、それから、今御指摘の強化刺し網、こういったものをお配りして実証していただく、そのようなことをやってきております。
また、森林関係で申し上げますと、鹿などによる森林被害も平成二十四年度には約九千ヘクタールというふうになっておりまして、さらに、カワウあるいはトド等によりまして食害等の漁業被害も生じているところであります。
○政府参考人(星野一昭君) 鳥獣保護法第八十条において適用除外とされている海生哺乳類のうち、トドにつきましては漁業法、ラッコとオットセイにつきましては臘虎膃肭獣猟獲取締法、鯨とイルカ類につきましては漁業法及び水産資源保護法に基づいて、それぞれ保護管理されているということでございます。
ここまでが特定鳥獣保護管理計画の意見でございますが、先日、衆議院本会議で、アザラシ、トドの質問がありました。アザラシ、トドについて、アザラシは対象ですが、トドは対象外です、この際、海洋哺乳類も鳥獣保護法の下に置くべきではないかなという御意見がございました。これは、置けない現状が八十条の除外規定でございます。
さらに、カワウやトドなどによります食害等の漁業被害も生じているものと承知してございます。 鳥獣被害によりまして、額だけではございませんで、農林漁業者の経営意欲が減退してしまうというような、被害金額として数字にあらわれる以上の深刻な状況になっていると認識しております。
○高橋(み)委員 石原大臣はファクターが違うというお話でしたけれども、被害に遭っている方というのは、ゼニガタアザラシであろうがトドであろうが、やはり同じ被害だと思います。今回の改正は、自然体系への影響以外にも、農林水産業に携わっている方たちへの問題というのも大きいと思いますので、幾ら絶滅危惧種だからといって、ファクターが違うという問題ではないと思います。
○盛山委員 今両省から、鹿、イノシシ、トド、カワウ、こういった鳥獣被害が深刻である、こんな話、あるいは被害額が巨額に上っているというお話がありましたが、そういった被害に対して両省はどのように防止策を講じているのか、御説明いただきたいと思います。
北海道などを中心として、アザラシやトドなどによる水産物被害が報告されています。 現在、アザラシは対象ですが、トドは対象外となっています。海洋哺乳類も鳥獣保護管理法の体系下に置くべきではないでしょうか。 襟裳岬周辺では、絶滅危惧種に指定されたゼニガタアザラシが、漁網にかかったサケなどを食べてしまうため、漁業経営に打撃を与えています。
農林水産省としても、環境省に対し、これまで蓄積したトド被害防除に関する情報提供、専門家の派遣等によって協力してきたところでありまして、引き続き連携をしながら、海獣被害対策に取り組んでまいります。 以上でございます。(拍手) 〔国務大臣古屋圭司君登壇〕
○紙智子君 漁業者が水産資源を管理しようと思っても、トドに食べられてしまうために管理できない実態だと、このままでは漁業経営が成り立たない、漁村の将来も危惧されているわけです。 今ずっとお話しいただいたように、水産庁として、この駆除の拡充策や強化網の実証試験などで努力されているわけですけれども、やっぱり産業も地域も大きな打撃を受けている状態ですよね。
漁業者は、稚魚を放流しても成長して帰ってきたニシンをトドに食べられてしまうと。漁網に掛かったニシンをまとめて捕食するということが言われているわけです。 陸上の鹿などの被害を防止して個体数を管理するための技術が確立されているんですけれども、トドは海の中なんですけど、技術は確立されているんでしょうか。
その上に立ってちょっと話、今日の質問の中身として、本来しようと思っていた中身についていたしますけれども、海獣被害、とりわけトド被害についてお聞きしたいと思います。 今年の二月に北海道でトド被害の対策緊急集会が、主に日本海側の十九の漁協から百名以上の方が参加して行われました。ちょっとこの大規模にやられたというのは私も初めてだったんですけれども。
トド、アザラシ、いろいろあるわけでありますけれども、万般、いわゆる道漁連の関係団体の主催によります大変大規模な集会が札幌で行われまして、依然被害が深刻ということであります。 水産庁としても様々お取組をいただいているのは重々承知しておりますけれども、中間報告というか、取組、そして結果、どういうふうに改善されているのか、万般お答えをいただきたいと思います。
昨年、それまで計画をしていた試験捕獲が中止になるという、そうしたことから現場においては混乱を生じたということでございまして、私自身もそちら側にいたときは質問させていただいたという経緯もございますが、農林水産省としましては、地元の漁業者の懸念を十分に踏まえて、これまで蓄積をしてまいりましたトド等の被害対策、あるいは被害防除技術に関する情報提供をする、あるいは専門家の派遣をするなどして環境省に協力をしてきたところでございます
○政府参考人(本川一善君) 北海道庁によりますと、平成二十四年度におきまして、漁具の破損あるいは漁獲物の食害によりまして、トドで約十六億円、アザラシで約四億円、オットセイで約三億円、合計で約二十三億円の漁業被害が報告されております。
トドやオットセイ、ゴマフアザラシの被害も大変に深刻であります。 例えばトドの被害、平成四年度以降、毎年十億円超の漁業被害が出ています。二十三年度は約十五億円の被害がありました。オットセイは、二十三年度、四億六百万円の被害です。そして、ゴマフアザラシは約二億四千万円、更に先ほどのゼニガタアザラシの被害であります。もう本当にこれ何とかしなければ、北海道の漁業、大変なことになってしまいます。
ゼニガタアザラシは絶滅危惧種に指定されていますけれども、私たち北海道民にとっては、貴重な水産資源を傷つけるアザラシでもありますし、えりもや道東部の漁業者にとっては、トドやオットセイと並んで、いわゆる害獣とも言われているわけであります。
それで、漁業者さんにとっては、ゼニガタアザラシであろうが、トドであろうが、ゴマフアザラシであろうが、漁業被害というところでは同じだと思います。その点を実際に酌んでいただければとは思っております。 ゼニガタアザラシは環境省、トドは農林水産省、ゴマフアザラシは道の所管ということになっています。とすると、環境省さんは、今おっしゃったように、環境の観点からというのが一番の主眼になるかと思います。
そういう意味で、やはり現場に立脚した防除対策を行う必要があるということで、例えば、私どもがやっておりますトドの被害防止対策につきましては、北海道庁と密接に情報交換や意見交換を行っておるところでありまして、きのうも担当課長が北海道に行きまして、北海同庁を初めとする関係者とトド対策の今後の進め方について打ち合わせをしてきております。
○政府参考人(本川一善君) 水産庁におきましては、これまでトドによる漁業被害防止対策の一環として、音響や花火等による追い払いの技術開発を行ってきております。このうち、爆音機というので大きな音を出してトドの上陸を阻止するということについては一定の効果が見られているところであります。 一方で、水中で音波を発生させて網に近寄らないようにするというようなことについて取り組んだわけであります。
○横山信一君 要するに、トドよりもこのゼニガタアザラシというのは数が多いわけです。非常に多いんです。ですから、多分にこの問題というのは国内問題なんですね。 なおかつ、先ほど申し上げたように、生態が変化をしているということは、これは本来の自然保護の観点からいうとおかしいんじゃないですかね。生態が変化しているということに対して何らかの対策を打つというのが本来の筋じゃないでしょうか。
一方で、副大臣の話からもありましたけれども、効果がないという漁業者からの話もあったということでありますが、この防除対策という部分ではこれまでトドではさんざんいろんなことをやってきているわけです。じゃ、そのトドの追い払い効果というか防除対策、今までどんなことをやってどういう効果を出したのか、伺います。